格安SIM?大手キャリア?時間無制限かけ放題のおすすめはここだ!

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比較記事

長時間通話が長い方にとってありがたい存在なのが『通話時間無制限のかけ放題』オプションですよね。

携帯の料金比較の記事は多いですが、通話を中心に考えたプラン比較の記事が少ない為、乗り換え(または新規契約)を前提にどこが一番無制限かけ放題オプション込みで安いのか調べてみました。

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はじめに:格安SIMのかけ放題サービスについて

格安SIMにも『かけ放題オプション』を提供しているところは多々ありますが、相手の電話番号の先頭に専用の番号をつけて発信するプレフィックス型です。

その煩わしさを解消するため、各社の専用電話アプリを使えば自動的に専用番号をつけ加えてくれますが、それでも発信する際にわざわざ専用アプリを起動させて使わないといけない手間があります

鬼B
鬼B

ちなみに、端末によっては専用アプリを使わなくても、端末側でプレフィックス設定ができます。端末側でプレフィックス設定しておくと、専用アプリが不要になるので楽です
Android端末での設定(QTモバイル
iPhoneでの設定(QTモバイル)

一方で、大手三社(Docomo/au/Softbank)+サブブランド2社(Y!mobile/UQモバイル)は、プレフィックス方式では無いため専用アプリを使う必要も、事前に設定する必要もありません。

鬼B
鬼B

専用アプリを使いたくないし、別途設定するのもめんどくさい!という方は、『大手キャリア』『Y!mobile/UQモバイル』から選ぶと良いでしょう。

無制限かけ放題を提供している6社の特徴

無制限のかけ放題サービスを提供しているのはそんなに多くありません。

  • Docomo
  • au
  • Softbank
  • Y!mobile
  • UQモバイル
  • QTモバイル

ざっと、簡単な特徴解説

Docomo/au/Softbankの特徴
いずれもライトプランでは割高。Docomo/Softbankの大容量プランは選ぶ価値あり。特にSoftbankのウルトラギガモンスター+は環境によっては格安SIMよりお得感がある。

Y!mobileの特徴
→かけ放題プラン前提で考えるとライトプラン、大容量プラン共に一番お得度が高い。UQモバイルと比較される事が多いが、『新規割(6ヶ月700円引き)』『おうち割光セット(光回線とのセット割引。毎月500円引き)』『かけ放題 1,000円』の存在が大きく、料金面では常にUQモバイルより一歩上。
※Y!mobileでは光回線とのセット割と家族割は併用できませんが、いずれも2回線目以降が500円割引になるという認識で良いです。(光回線とのセット割では、Softbank Air以外は必須オプションの料金が500円で相殺される為)

UQモバイルの特徴
→かけ放題オプションなしの場合はY!mobileよりも月額料金が安く抑えれるものの、新規割が無い為、同条件下では常にY!mobileより高い。Y!mobile、UQモバイル共に最低利用期間がなく、以前までのように1年以上利用する必要が無いためその差は大きい。
※家族割は2回線目以降が割引対象

QTモバイルの特徴
→通話時間無制限かけ放題を提供している数少ないMVNOの1つ。実質的な『1年間の縛り』がある為、基本的にオススメはしないが、6GBプランの1年限定利用に限ってはかなりお得

3GBプランのおすすめは『Y!mobile』か『UQモバイル』

最安値はQTモバイルのDocomo回線ですが、おすすめは『Y!mobile』か『UQモバイル』です

月額の合計金額はY!mobile、UQモバイル共に3,680円(家族割適用なしの場合)です。ただし、ざっくりと下記のような違いがあります。

 Y!mobileUQモバイル
データ繰越不可
低速通信時
速度
最大128kbps最大300kbps
新規・乗り換えによる特典データ増量オプション1GB増量が1年間無料
6ヶ月間月額-700円
とくになし

純粋なサービス内容では余ったデータ量を翌月に繰り越せるUQモバイルの方が使い勝手が良いですが、一方でY!mobileには6ヶ月間700円引きで2,980円というアドバンテージがあるでの最安値です

下記は3GB利用時の各社の料金比較です(割引適用なし)。

※Docomo,au.Softbankの三社に関してはデータ量により金額が変わるプランなので3GB利用時の料金を記載しています。

会社名プラン名
データ量
かけ放題オプション
時間無制限
3GB利用時
のトータル金額
Docomoギガライト 
(1〜7GB)
1,700円5,680円
au新auピタットプランN
(1GB〜7GB)
1,700円6,180円
Softbankミニモンスター+
(1GB〜)
1,500円8,980円
Y!mobileスマホベーシックプランS
(3GB)
1,000円3,680円
※新規割適用で6ヶ月間700円引き可
UQモバイルスマホプランS
(3GB)
1,700円3,680円
QTモバイル
Docomo/au回線
データ+通話コース
(3GB)
2,500円1年目:3,490円
2年目:4,050円
QTモバイル
Softbank回線
データ+通話コース
(3GB)
2,500円1年目:3,740円
2年目:4,300円

こうして見ると、割引なしの大手キャリアの高さは言わずもがなですね。

そもそも大手キャリアは割引を入れたとしても、ライトプランは基本的に割高です

純粋なプラン料金では、『QTモバイルの(Docomo/au回線)』が最も安く、次いで『Y!mobile/UQモバイル』です

ただし、QTモバイルのDocomo回線の場合は『12ヶ月間の最低利用期間』が設定されており、その間に解約すると最大12,000円の違約金が発生します。

QTモバイルのau回線とSoftbank回線には『最低利用期間』はありませんが、13ヶ月以内にQTモバイルから他社へ乗り換えると『MNP転出手数料』3,000円に加えて、『解除料』9,500円発生します。

つまり、QTモバイルに関しては、どの回線でも実質的に1年間の縛りが発生する上、13ヶ月目以降は毎月560円高くなります。

一方で、Y!mobileとUQモバイルには『最低利用期間』がありません。

少しでも月額料金を抑えたい方はQTモバイルでも良いとは思いますが、他社へ乗り換えする際に契約期間がネックになってくるので、その辺を気にしなくても良いY!mobileかUQモバイルが最もおすすめということになります。

1年間の利用なら『QTモバイル』も安い!

【QTモバイル】(株式会社QTnet)

上記でQTモバイルには『実質的な縛りがある』『13ヶ月目以降、月額料金が高くなる』というデメリットを挙げましたが、『6GBプラン、1年間』ということに限ればそのデメリットを上回るほどのメリットがあります

それぞれオプション料金コミの月額料金は以下

会社名12ヶ月目まで13ヶ月目以降
QTモバイル
Docomo/au回線
6GBプラン
3,490円4,750円
QTモバイル
Softbank回線
6GBプラン
3,740円5,000円
Y!mobile

3GB:3,680円
(6ヶ月間 2,980円)

9GB:4,680円
(6ヶ月間 3,980円)

UQモバイル

3GB:3,680円
9GB:4,680円

※大手キャリアに関してはかなり割高なので省略しています。

Y!mobile,UQモバイル共に6GBプランがないので厳密な比較はできませんが、大手キャリアで6GB利用した時より圧倒的に安いですし、1年間の限定利用で考えると、QTモバイルの6GBプランは最安値のY!mobile3GBプラン(光セット割または家族割を適用しない場合)より月額410円程度のプラス料金で利用することができます

ただし、Y!mobileとUQモバイルそれぞれの学割は家族も対象なので、学割対象者を巻き込めば9GBプランでもQTモバイルの6GBプランと同程度にまで料金を安くすることができます※いずれも主回線は学割対象外。

大容量プランなら大手キャリアも魅力的

大容量プランについては各社バラバラなので比較しづらいですが、極力条件の近い大容量プランに合わせた料金比較。

まず、はじめに言っておくと14GBで十分ならY!mobileが最安値です。

会社名プラン名
データ量
かけ放題オプション
時間無制限
合計
(※学割以外の割引含む)
Docomoギガホ
(30GB)
1,700円6,680円
(6ヶ月間5,680円)
auauフラットプラン20N
(20GB)
1,700円6,500円
(6カ月間5,500円)
Softbankウルトラギガモンスター+
(50GB〜)
1,500円1年目:4,980円
2年目:5,980円
Y!mobile
スマホベーシックプランR
(14GB)
1,000円5,180円
(6ヶ月間4,480円
UQモバイル
スマホプランL
(14GB)
1,700円5,680円
2台目以降:5,180円
QTモバイル
Docomo/au回線
データ+通話コース
(20GB)
2,500円1年目:7,190円
2年目:7,400円
QTモバイル
Softbank回線
データ+通話コース
(20GB)
2,500円1年目:7,390円
2年目:7,600円

QTモバイルは最大で30GBまでありますが、大手キャリアよりも割高。Y!mobileとUQモバイルは最大で14GBまでのプランしかありません。

その為、大容量のプラン契約をするとなると必然的に大手キャリアも含めて考えなければいけない為、上記の料金表は学割以外の割引全てコミの最安値料金にしています。

以下、各社の料金内訳とポイントです。

Docomoの大容量プランの内訳と解説

ギガホプランは毎月30GB使えるプランですが、2020年の1月1日より30GB増量キャンペーンを行なっており(終了日未定)、期間中毎月で60GBを使うことができるので、実質無制限と言って良いでしょう。

  • ギガホプラン・・・6,980円
  • かけ放題オプション・・・1,700円
  • ドコモ光セット割・・・-1,000円
  • みんなドコモ割(3人)・・・-1,000円
  • ギガホ割・・・-1,000円※6ヶ月間

その他の特典としては、公式サイトからエントリーすることによりAmazonプライムが1年間ついてきます。

auの大容量プランの内訳と解説

ライトプラン/大容量プランの2つしかないDocomo,Softbankと違い、auには豊富なプランがあります。上記の料金表では『auフラットプラン20N』という20GBのプランを掲載しています。

内訳は

  • auフラットプラン20N(カケホ)・・・7,500円※通話定額コミ
  • auスマートバリュー・・・ -1,000円
  • スマホ応援割Ⅱ・・・-1,000円※6ヶ月間

『auスマートバリュー』とは、au指定の光回線と契約していると安くなる割引です。

auフラットプラン20Nの注意点としては『家族割プラス』という家族でグループを組んでいても割引対象にはならないということ。※カウント対象にはなる。

20GB以上データを使いたい場合は『auデータMAXプランPro』がオススメです。

ちなみにデータMAXプランProの月額料金は最安で7,180円(6ヶ月間6,180円)

  • auデータMAXプランPro・・・7,480円
  • 通話定額(カケホ)・・・1,700円
  • 家族割プラス(3人)・・・-1,000円
  • auスマートバリュー・・・-1,000円
  • スマホ応援割II・・・-1,000円※6ヶ月間

Softbankの大容量プランの内訳と解説

サービス内容、料金共に大容量プランの中では一番優れている『ウルトラギガモンスター+』。月額4,980円で月間50GBに使える上にSNSやYoutubeの利用ではデータ消費されないのでデータ不足になる事はまず無いでしょう

利用していてもデータ消費にカウントされないサービス※例外あり

内訳は以下

  • ウルトラギガモンスター+・・・7,480円
  • 定額オプション・・・1,500円
  • おうち割 光セット・・・-1,000円
  • みんな家族割+(4人)・・・-2,000円
  • 1年おトク割・・・-1,000円※12ヶ月

Softbankの強みは、『おうち割 光セット』の対象になる自宅回線がそもそも単体で性能が良い点。NURO光はそれ圧倒的な回線速度で評判が良いですし、Softbank Airは回線工事を必要とせずにポケットWifi感覚で使えるという、どちらも違う良さがあります。

また、Softbankはオンライン代理店が多い為、乗り換えや機種変更の際に良い条件でキャッシュバックが貰えるという点でもかなりおすすめです。

Y!mobileの大容量プランの内訳と解説

10GB以上のプランでは実質最安値の『スマホベーシックプランR』ですが、その内訳は下記の通り

  • ベーシックプランR・・・4,680円
  • スーパーだれとでも定額・・・1,000円
  • おうち割光セット(A)・・・-500円
  • 新規割・・・-700円※6ヶ月間

鬼B
鬼B

自宅回線とセット割である『おうち割光セット(A)』の代わりに家族割を適用する事も可能ですが、家族割プラスの場合は2回線目からが対象です。

Y!mobileの優れている点としては、Softbankでも光セット割の適用になる『Softbank Air』がY!mobileの割引にもなるという点です

ちなみに『Softbank光』も同じくセット割の対象ですが、割引を受ける為に月額500円のオプションパックへの加入が必要なので、割引額と相殺されてら割引の恩恵を受けられるのは実質2回線目からになります

一方で『Softbank Air』の場合はオプションパックへの加入が不要ですので、光回線とのセット割を基準に考えると自宅回線はSoftbank Airの方がお得と言えます。

加えて、Y!mobileには『ヤングモバイル』というオンライン代理店が存在しており、代理店独自のキャッシュバックを展開しています

(例)乗り換え+MNPで2万円のキャッシュバックなど。

その他交渉にも応じてくれますが、下記の場合は交渉で特典がつく可能性が非常に高いです。

【端末+SIMセット】
・ソフトバンク回線からのMNP

【SIM単体契約】
・au、ドコモ回線からのMNP

UQモバイルの大容量プランの内訳と解説

データ量、純粋なプラン料金ではY!mobileとほとんど同じUQモバイルですが、割引を全てコミにした場合、Y!mobileでは月額5,180円(6ヶ月間4,480円)なのに対し、UQモバイルでは5,680円(2台目以降は5,180円)と、若干Y!mobileより高くなっています

内訳

  • スマホプランL・・・3,980円
  • かけ放題(24時間いつでも)・・・1,700円
  • 家族割・・・-500円※2回線目以降

ただし低速モードへの切り替えやデータ繰越が使えるなど、Y!mobileには無いメリットもあります

Y!mobileでは10分かけ放題プランが強制的についてくる(そのため完全かけ放題オプションがUQより700円安い)のに対し、UQモバイルが完全に分離されたプランですので、通話オプションが不要な時に外せるというメリットもあります

ちなみに、UQモバイルの公式サイトでは告知されていませんが、UQモバイルにも光回線とのセット割を適用できる『enひかり』というものがあります。

『月額100円割引』という、割引額としては大きなものではありませんが、enひかりは戸建4,300円/マンション3,300円という料金で、光回線としては珍しい『2年縛りなし(いつ解約しても違約金がない)』という大きなメリットがあります

ちなみにUQモバイルも『Link Life』というオンライン代理店がありキャッシュバックを展開しています。

QTモバイルの大容量プランの内訳と解説

QTモバイルは6GBプランこそ他社よりも優位性がありますが、それ以上のプランだとほぼ皆無です

鬼B
鬼B

QTモバイルなら6GB!今のところこれ以外の面では他社に劣っています。

まとめ(結論)

通話無制限のかけ放題オプションは、14GBまでならY!mobileが総合的におすすめ!

それ以上のデータ量だとSoftbankがおすすめです。

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