本記事は2019.10.01以降の内容です。
5Gプラン解説追加
Docomoの特徴
スマホプランについて
※スマホプランで適用可能な各種割引の内容については後述
現在申し込めるDocomoのスマホ料金は、4G/5Gいずれも大容量プランの『ギガホ』とライトプランの『ギガライト 』の2つだけです。
つまり、『5G版ギガホ/ギガライト』と『4G版ギガホ/ギガライト』がそれぞれ存在します。
先に説明しておくと、Docomoには『2年定期契約(所謂2年縛り)』のあり/なしがありますが、両者の差は月額170円です。
半年以上使うなら『2年定期契約あり』を選ぶ方が良いです。※2年定期契約期間内に解約しても違約金は1,000円なので

本体も同時に購入する方の場合は基本的に分割購入されるでしょうから、そう考えると『2年定期契約なし』がお得になる方は稀です。
スマホプラン共通のかけ放題オプション
音声オプション | 月額料金 | 通話料 |
---|---|---|
かけ放題オプション | 1,700円 | 国内通話かけ放題 |
5分通話無料オプション | 700円 | 5分以内:無料 |
後述しますが、5Gギガホプランで上記音声オプションをお申し込みの場合、月額700円×12ヶ月割引になります。キャンペーン終了時期未定
5Gプランについて(3/25スタート)
5G回線を利用するには5G回線に対応したスマホが必要です。
『5Gギガホプラン』について
5Gギガホ | |
---|---|
プラン料金 | 7,650円 |
データ量 | (キャンペーン期間中無制限。終了時期未定) |
通話料金 | 家族間通話無料 家族以外への通話30秒あたり20円 |
dカードお支払割 もしくは2年定期契約あり | -170円 |
みんなドコモ割 | 2回線の場合:-500円 3回線以上の場合:-1,000円 |
ドコモ光セット割 | -1,000円 |
5Gギガホ割 | -1,000円 (6ヶ月間) |
月額合計 | 6ヶ月間:4,480円〜 以降:5,480円〜 |
その他 | ・かけ放題オプション加入で月額700円×12ヶ月割引 ・Amazonプライム1年無料 |

5Gギガホプランは従来(4G)ギガホプランに500円のプラスする形の料金となっています。ただ、データ量は100GB(期間中無制限)なので、既にDocomo回線の方も5Gスマホを入手して5Gギガホプランに切り替える方がおトクです。
『5Gギガライト』プランについて
ギガライトプランのデータ上限は7GBですが、月間のデータ利用料により料金が変動します。また、それに伴って割引額も変化します。
5Gギガライト | ||||
---|---|---|---|---|
月間利用データ | 〜1GB | 〜3GB | 〜5GB | 〜7GB |
プラン料金 | 3,150円 | 4,150円 | 5,150円 | 6,150円 |
通話料金 | 家族間通話無料 家族以外への通話30秒あたり20円 | |||
dカードお支払割 もしくは2年定期契約 | -170円 | |||
みんなドコモ割 | 2回線:-500円 3回線以上:-1,000円 | |||
ドコモ光セット割 | – | -500円 | -1,000円 | -1,000円 |
月額合計 | 1,980円〜 | 2,480円〜 | 2,980円〜 | 3,980円〜 |
その他 | ・Amazonプライム1年無料 |

5Gギガライトは従来(4G)ギガライトと内容も料金も同じなので、5Gスマホを持っていれば切り替えても良いかもしれませんが、現状5G対応エリアは広くないので焦って切り替える事もないでしょう。
Docomoの5G対応スマホ
現在発表されているDocomoの5G対応スマホは下記
- Galaxy S20 5G
- AQUOS R5G
- Xperia 1 II
- LG V60 ThinQ 5G
- Galaxy S20+ 5G
- Galaxy S20+ 5G(2020年東京オリンピックモデル)
- arrows 5G
上記のうち、Docomoの5G回線開始である3/25に発売される端末は『Galaxy S20 5G』と『AQUOS R5G』の2機種です。
4Gプランについて
4G(従来)のプランは、ギガホの場合は5Gより月額500円安く、ギガライトの場合は内容も料金も全く同じです。
ギガホプランについて
ギガホプランは月30GBの大容量プランですが、2020年より毎月30GBの増量キャンペーンが開始されています。
キャンペーン期間中、ギガホユーザーは毎月30GB+30GB=合計60GBの超大容量のデータを利用することができます(※キャンペーン終了日未定)
プラン名 | ギガホ 60GB | |
---|---|---|
契約 | 2年定期契約 もしくは dカード払い | 2年定期契約なし |
月額 | 6,980円 | 7,150円 |
通話料金 | 国内通話30秒/20円 ※家族間通話無料 (ファミリー割引適用時) | |
ギガホ割 (最大6ヶ月) | -1,000円 | |
みんなDocomo割 | 2回線:-500円 3回線以上:-1,000円 | |
ドコモ光セット割 | -1,000円 | |
最安値 | 6ヶ月間:3,980円〜 以降:4,980円 | 6ヶ月間:4,150円 以降:5,150円 |

ギガホ割は6ヶ月で消えてしまいますが、それでも家族でグループを組んで自宅位回線をDocomo光にするとかなり安くなりますね
ギガホプランはテザリングとの相性◎
60GBもある大容量なギガホプランですが、Docomoは『テザリング無料』且つ『テザリングによるデータ制限』が無い為、60GBを無駄なく使うことができます。

ただ、テザリングはスマホのバッテリーを消費してしまうので、SIMフリーのモバイルルーター(ポケットWifi)やタブレットをお持ちの場合は、データシェア用のSIM(月額1,000円)を利用するのも1つの方法かと。

外出先でノートPCを利用する為にポケットWifiをなどを契約してる方は、この機会に見直してみては?
ギガライトについて
ギガライト0〜7GBまで、使ったデータ量に応じて毎月の料金が変動するプランです。
プラン名 | ギガライト | |
---|---|---|
契約 | 2年定期契約 もしくは dカード払い | 2年定期契約なし |
1GB〜3GB | 2,980円 | 3,150円 |
3GB〜5GB | 3,980円 | 4,150円 |
5GB〜7GB | 4,980円 | 5,150円 |
7GB | 5,980円 | 6,150円 |
通話料金 | 国内通話20円/30秒 ※家族間通話無料 (ファミリー割引適用時) | |
みんなDocomo割 | 2回線:-500円 3回線以上:-1,000円 | |
ドコモ光セット割 | 〜1GB:割引なし 1GB以上〜3GB未満:-500円 3GB以上〜7GB:-1,000円 | |
月額 | 1,980円〜3,980円 | 2,150円〜4,150円 |
ギガライトプランを契約する意味はあるのか?
Docomoに限った話ではありませんが、大手キャリアのライトプランは基本的にかなり割高なので、格安SIMを使うべきです。
勿論、格安SIMの場合は大手キャリアに比べて『通信速度が遅い』というデメリットもありますし、中には『契約が面倒くさい(または分からない)』『自分が抜けることによって家族割引が適用できなくなる』などと考えている方もいるでしょう。
『回線速度』については、そもそもライトプランをお使いの方は大量のデータ通信をするわけでは無いと思うので、そこまで気にする必要は無いと思います。
次に『料金』の話ですが、家族割を含めて考えたとしてもほとんどの場合で格安SIMを利用した方が安くなります。
ギガライトプランの料金を掘り下げてみましょう。
データ量 | 月額/最安値 |
---|---|
1GB〜3GB | 1,980円 |
3GB〜5GB | 2,980円 |
5GB〜7GB | 2,980円 |
7GB | 3,980円 |
※『みんなDocomo割』『ドコモ光セット割』コミの料金
一方、Docomo系の格安SIMの中でも比較的速度の速い『BIGLOBEモバイル』『OCNモバイルONE』の料金
– | 1GB | 6GB | 6GB以上 |
---|---|---|---|
BIGlLOBEモバイル | 1,400円 | 2,150円 | 3,400円 ※12GB |
OCNモバイルONE | 1,180円 | 1,980円 | 2,880円 ※10GB |
Docomo 同データ量相当との差額 | BIGLOBE 580円 OCN | BIGLOBE 830円 OCN | BIGLOBE 580円 OCN |
※上記格安SIMの料金は、とくに割引を含めていない料金です。
上記の表で分かる通り、どのプランにおいても500円以上安くなります。
話をDocomoの『家族割』に戻すと、家族割は1回線ごとに500円の割引ですが、3回線以上の割引は1,000円です。
例えば『自分が抜けて家族割が消滅する』場合は、残る1人の割引が500円減り、4回線以上の場合は影響ありません。
自分も含めて丁度3回線という場合は、自分が抜けると残る2人がそれぞれ500円ずつ割引額が減るので、合計で1,000円家庭からの出費が増えるとも言えます。
逆に考えれば『家族割』を含めて考えても、現状で自分を含めて家族割適用中のスマホが2台なら『500円』、3台なら『1,000円』安い格安SIMのプランを選べば、家庭全体の出費としても安くなると言えます。
最後に『格安SIMの契約が面倒臭い』という点についてですが、例えば『イオンモバイル』なんかは全国のイオンで契約できますし、その他の格安SIMについてもネットだけでなく実店舗を構えていたり、量販店などで対面で契約できる格安SIMも意外に多くあります。
一部例外はありますが、基本的にDocomo回線に乗り換える場合はSIMロック解除手続きをしなくてもそのまま乗り換え先で利用することができます。
SIMロックの解除はWEBなら無料、ショップや電話では3,000円で手続きをすることができます。
詳細:Docomo公式サイト
・BIGLOBEモバイル公式サイト
→料金解説記事はこちら
・OCNモバイルONE公式サイト
→料金解説記事はこちら
・まとめ記事:月額1,000円台でおすすめの格安SIMとプラン
ファミリー割引について
『ファミリー割引』は家族内の国内発信通話料が24時間無料になるサービスです。スマホの『家族割(=みんなDocomo割)』はこの対象範囲内で受けられます。
ガラケーやキッズケータイも対象です。

要するにただの家族グループです。

【三親等の範囲】までなら【最大20回線まで】追加可能で、【支払い口座や請求先は別々にすることができる】ので、極力ファミリー割引を組んだ方がお得です。

スマホプランの主な割引について
ギガホ割(ギガホプラン専用割引)
ギガホプランに新たに契約した方をが対象。
最大6か月、月額1,000円(税抜)割引。※学割と併用不可。
dカードお支払割
毎月の携帯料金の支払いをdカードに設定すると、定期契約なし(いつ解約しても違約金の1,000円が発生しない)契約でも、2年定期契約と同じ月額料金となります。

2年定期契約「あり・なし」では170円の差額がありますので、要するに『定期契約なし』で毎月170円の割引が受けられるということです。言い換えれば、違約金なしでDocomoと契約できるとも言えます。dカードを所持している方は『定期契約なし』を選びましょう。
みんなドコモ割
同一『ファミリー割引』グループ内の対象音声回線数に応じて、月額料金に対して各回線ごとに割引が受けられます。
1回線 | 2回線 | 3回線以上 |
– | 500円 | 1,000円 |

対象が前述した『ファミリー割引』のグループ内という点に注意。
ドコモ光セット割
対象の自宅回線を利用していれば適用される割引。
ギガホ | 1,000円 | |
ギガライト | 〜7GB | 1,000円 |
〜5GB | 1,000円 | |
〜3GB | 500円 | |
〜1GB | – |
ずっとドコモ特典
dポイントクラブの【ステージ】と【契約のプラン】に応じて、毎年誕生月にdポイントがプレゼントされます。


ー | dポイントクラブのステージ |
---|---|
プラチナステージ | 3,000pt |
4thステージ | 2,000pt |
3rdステージ | 1,500pt |
2ndステージ | 1,000pt |
1stステージ | 500pt |
「ずっとドコモ特典」として進呈するポイントは「dポイント(期間・用途限定)」となります。有効期間は獲得日を含む月から6か月目の月末までとなり、「スマートフォンなどのドコモ商品の購入」「dマーケット」「dポイント加盟店」「d払い」などにご利用になれます。なお、「ポイント交換商品(商品が当たる抽選、JALのマイル・Pontaポイントへの交換含む)」「ケータイ料金の支払い」「データ量の追加」にはご利用になれません。
引用元:ずっとドコモ特典


年1回、ポイントの使い道が限定的ということもあり、お得度としてはそこまで・・・といった印象です。
学割について
学割なら『ギガライト』最安値は980円、『ギガホ』の最安値は3,480円です。
詳細は下記の記事参照。
端末とのセット購入が安い!『スマホおかえしプログラム』について
大抵の方は、回線契約だけでなく端末も一緒に購入すると思います。
その際に知っておきたいのが『スマホおかえしプログラム』の存在です。


36回分割で購入した端末を返却することにより最大で12ヶ月分の端末料金を支払わなくて良いというプログラムです。※購入時に加入が必要。途中から加入はできない。
25ヶ月目以降も使えますが、何ヶ月目であろうと結局端末を返却することになるので、24ヶ月以降、返却が遅くなるほど損です。
また返却の際に故障等があると最大で20,000円の料金が発生します。
端末を返却するわけですから、次回端末購入時に下取りに出す端末が無いということも頭に入れておきたいですね。


36ヶ月間の代金を払うのであれば、返却する必要はありません。つまり、使っていて「やっぱりこの端末を持っておきたいな」と感じたら、そのまま本体料金を支払い続ければ良いので、選択肢として良いと思います。ただ、ネットなどの料金比較で「Docomoが安い!!」などと惑わされないように注意してください。
タブレットやルーター用『データプラス』プラン
『データプラス』プランは、タブレットやルーターなどの通話を必要としない端末向けのプランです。
その為、『ギガホ』や『ギガライト』に紐づける形になり、月々1,000円で『ギガホ』や『ギガライト』で契約している端末データ量を分け与えることができるという内容です。
要するにデータシェアできるSIMカードのみの契約になります。


契約に際して、Docomoの端末と購入する必要はなく、手持ちの端末でも契約できます。※手数料は必要
注意点としては1回線につき利用できるデータプラスは1回線のみということ。
例えばギガホ契約しているスマホ1台に対してデータプラスを2つ契約するという事はできません。
ガラケー用『ケータイプラン』の解説


ガラケープランはたった1プランのみ。
– | 定期契約あり | 定期契約なし |
---|---|---|
月額料金 (解約金) | 1,370円 | 1,200円 |
利用可能データ | 100MB | |
国内通話料 | 国内通話20円/30秒 ※家族間通話無料 (ファミリー割引適用時) | |
通話オプション | 5分かけ放題700円/かけ放題1,700円 |


ちなみに対象はXi(LTEに対応した端末)のみです。Docomoに限らず3G(Docomoで言えばFOMA端末)サービスは終了する方向です。その為FOMAから当プランへの変更もできません。
ガラケープランの主な割引について
ガラケープランであっても適用プランはスマホと概ね同じですが、割引内容などに違いがあります。
dカードお支払割
スマホプラン同様、ガラケープランでも『dカード』で支払うことによって2年以内の解約であっても違約金が不要になります。
ずっとドコモ特典


ー | dポイントクラブのステージ |
---|---|
プラチナステージ | 1,200pt |
4thステージ | 1,200pt |
3rdステージ | 1,200pt |
2ndステージ | 1,000pt |
1stステージ | 500pt |
12歳未満の子ども用『キッズケータイプラン』の解説
月額料金 | 500円 |
---|---|
国内通話料 | 国内通話20円/30秒 ※家族間通話無料 (ファミリー割引適用時) |
キッズケータイを契約するには『ファミリー割引』の子回線としての契約が必要です。また、契約できるのは12歳未満のみ。
キッズケータイプランを利用できるのは以下の機種のみ
- キッズケータイ F-03J
- キッズケータイ HW-01D
- キッズケータイ HW-01G
- キッズケータイ HW-02C


キッズケータイプランには違約金はありません。
契約に関するあれこれ
ちなみにDocomoスマホの旧プランから新プランへの切り替えの注意点はこちら
契約する際に必要な費用
契約事務手数料・・・3,000円
違約金(解約時に発生する料金)
※定期契約の期間中に解約した場合の違約金
全プラン・・・1,000円
乗り換え時に発生する料金
MNP手数料・・・3,000円
Docomoを安く契約するには?


オンラインショップでの契約なら、契約に際して発生する『事務手数料』が発生しません。
また、端末購入の際の『頭金』も不要なので、実店舗で契約するよりは安いです。
待ち時間なども必要ないので、Docomoと契約するならできればオンラインショップの利用をおすすめします。


どうしても「Docomoがいい!」というのなら別ですが、同じオンライン経由で申し込みするなら格安SIMや、大手キャリアだったらついでにキャッシュバックも貰えるSoftbankやY!mobileを利用した方が良いとは思います 笑。特にSoftbankの場合、大容量プランの内容はほぼDocomoと同じです。
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